Q22 雪国の発電量は東京に比べてどの程度少ないのですか
3.12kWシステムの場合、東京都の年間予測発電量は3,091kWhです。札幌市・仙台市は東京都より年間発電量は高く、金沢市でも大きな差はありません。
●年間発電量(東京都対比)→
札幌市 3,229kWh(+138kWh)/仙台 3,168kWh(+77kWh)/金沢市 3,014kWh(-77kWh)
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Q21 3kWシステムでどれだけの電気製品を使用できますか
晴天時、最大出力(定格3Kw)の約70%の発電により、約2,100Wの電気を使用できます。
(例)
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Q20 単結晶と多結晶ではセル変換効率が異なるのになぜモジュール出力(130W)が同じなの?
太陽電池(セル)の面積が異なるためです。1枚のモジュールに54枚のセルを使用していますが、単結晶セルは多結晶セルより面積が少ないためです。
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Q19 最大電力追尾方式とは
曇った日など少ない発電量でも、太陽光出力をムダなく交流の電気に変える自動コントロールシステムでパワーコンデイショナの中に内蔵されています。
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Q18 システムの機種はどうやって選ぶのですか
ご家庭の電気使用量と同程度の発電能力がある機種を選ぶ方法もありますが、最終的には「住宅の屋根面積と予算」で決まります。
※JH-40HV(パワコン)の場合、太陽電池容量が5.2kW(130Wモジュールで40枚)まで接続できます。最大容量で使用する方が1kW当りの単価が安くなります。
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Q17 3kWの発電システムでなぜ3kW使えないのですか
システムの定格出力は、理想的な晴天日の最大発電量です。しかしシステムとしては次のような損失があるため、実際のシステム出力は最大発電量(定格出力)の約70%程度となります。
(1)パワーコンデイショナ(接続箱機能含む)による損失…………10%
(2)配線・受光面の汚れによる損失等…………………………………5%
(3)モジュール(素子)の温度上昇による損失………………………10~20%(季節変動)
(注)屋根一体型モジュール:12~22%
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Q16 バイパスダイオード機能とは
電柱や落ち葉などで一部のセルが日陰になるとそのセルの発電が低下することで抵抗作用が働き、このため全体の発電量が大きく低下するとともに、抵抗のために発熱します。これを防ぐため、抵抗となるセルを迂回して電気を流れやすくし、出力低下と発熱を抑える役目をします。
※1枚のモジュールに使用している54枚のセル(6列×9枚)を3つのブロックに分け、各ブロックにバイパスダイオード機能を持たせています。≪125mm角セルの場合≫
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Q15 一般家庭で15%の節電は簡単にできると言われています…どのようにしますか
以下の4項目を実行するだけで、今の生活レベルを維持しながら15%の節電ができるといわれています。
(1)エアコンのフィルターを掃除する
(2)テレビ/ビデオなどの主電源を切ったりコンセントを抜く(待機電力をカット)
(3)空調温度を弱めにする
(4)人がいない部屋の照明を消す
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Q14 もっと多機能になり価格も安くなるのでは?
太陽光発電システムはモジュールで発電した直流電気を一般家庭用の交流に変えるシンプルな機能です。今後、太陽光発電の一層の普及に伴なう量産化によって、当然若干のコストダウンは考えられます。
しかしこの一方で、普及拡大によって一軒当りのNEF補助金も年々下がってきているため、実質負担を考えれば今設置するのもコスト的にはあまり変わらず、むしろ早く設置して償却した方が有利であるといえます。
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Q13 システムの耐久性・寿命は
太陽電池モジュールを構成する太陽電池セル・アルミ枠・ガラスなどは経年変化の少ない材料であり、長期使用が可能です。モジュール全体として期待寿命は20~30年です。なお、その他の機器は設計寿命が10年程度の部品を使用しております。
※1966年に設置した長崎県尾上島の灯台用太陽電池(シャープ製)が、現在も現役で稼動しています。
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Q11 シリコン太陽電池とアモルファス太陽電池の違いは
アモルファスは真空状態の中でシリコンを蒸着させて作りますが、結晶系はシリコンのインゴット(塊)からスライスして作ります。
このため、アモルファスは原料のシリコンが少なくて済み、大面積で安価な製造が可能です。しかし発電効率は結晶系の半分程度であるため、総合コストとしてはメリットが少なく、現状は信頼性の高い結晶系が主流となっています。
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Q10 太陽の光が当たるとなぜ発電するのですか
太陽電池は結晶シリコンを加工した「N型半導体」と「P型半導体」の2種類を使って電気を起します。半導体に光が当ると対の「電子(-)」と「正孔(+)」が生まれ「N型半導体」には(-)が、「P型半導体」には(+)が集まり、両方の電極に銅線をつなぐことにより電気が取り出すことができます。
※1種類の半導体(N型又はP型)だけでは(+)と(-)がすぐに結合してしまい電気が流れなくなるので、異質のN型とP型を接合して太陽電池を作ります。
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Q9 冬に比べ夏の方が日射時間が長いのに発電量にほとんど差がないのはなぜですか
単(多)結晶シリコンは、気遣が1℃上がると発電効率が約O.5%低下します。つまり冬は夏に比べて日射時間は短いものの発電効率が向上するため、年間を通じて発電量に大きな変動がないという訳です。
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Q8 季節によって発電量は変わりますか
一年を通して発電量が大きく上下することはありません。
(但し12月~2月は発電量がやや少なくなります)
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Q7 太陽光発電のシステムの操作は
全て自動運転で操作は一切不要です。太陽電池に日が当たると運転を開始し、日が当たらなくなったら運転を停止します。なお、リモコンは運転状況・発電量・環境貢献モニター等の確認用として利用します。
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Q6 余剰電力の「売電」「買電」とは?
晴天時の正午前後が発電のピークとなり、家庭で使う電気を賄ってもまだ電気が余る状態となります。この余った電気を電力会社へ売る事を「売電」といいます。一方、発電量が少ないのに電力消費が比較的多くなる朝や夜、また雨天の昼間などは不足分を従来どおり電力会社から供給される事になります。これが「買電」です。なお、売電/買電に関しては、電力会社との契約が必要です。
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Q5 曇りの日が続いたら電気が使えなくなるの
曇りや雨の日でも明るければ発電しますが、自家消費の不足分は電力会社から買って補えます。
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Q4 どのくらい発電するのですか
標準的な3kWシステムの年間発電量は約3,000kWになります(全国平均・1kW当り約1,000kW)。なお発電量は日射量とシステムの大きさ(モジュール面積)・モジュールの変換効率で決まります。また実際の発電量は「システム最大出力」の約70%程度となります。
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Q3 太陽光発電設置のメリットは
次の4つのメリットがあげられます。
(1)自家消費分を賄い余剰分を売電できる
(2)3段目電気料金を削滅できる
(3)時間帯別電灯契約でさらに電気代を節約できる
(4)節電意識が生まれる
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Q2 全国の1世帯あたりの年間平均消費電力量はどれぐらいですか
年間で約4,500KWhです。
〔例〕関西地区の場合、年間約106,800円(月平均約8,900円)に相当します。(関西電力10/1改訂後)
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Q1 太陽電池の単結晶と多結晶の違いは
固体のシリコンを溶かし、冷やして固めたものが結晶シリコンです。固める方法により、1つの大きな結晶からなる「単結晶」と多数の小さな結晶からなる「多結晶」に分かれます。多結晶は単結晶に比べ製造コストが安い反面、結晶と結晶の境目で抵抗が発生するために発電効率では若干劣ります。しかし最近では変換効率の向上によって、比較的安価な多結晶が現在の主流になりつつあります。
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